コロナウイルスによるパニックが続いて気持ちが不安定になっている人も多いと思います
ニュースのインタビューでも「これがいつまで続くのか不安」と語る街の人の声も多いです
占星術は天地照応-コレスポンデンス-の概念があり
大宇宙は小宇宙なり
下なるものは上なるものの如し
上なるものは下なるものの如し
と宇宙で起きている出来事はこの地上でも起こるのではないかということを
時を見張る-ホロスコープ-として観察してきました
昔から人類は見えない恐怖と戦い、その度に目に見えない存在に救いを求めてきたのではないでしょうか
日照りが続けば水不足となり田んぼや畑の土は乾き、農作物が育ちません
「自分たちの暮らしはどうなるのか」時代は変わっても人々の不安から来る行動は何も変わっていないのです
14世紀にペストが流行した際には世界で約1億人が死亡したと記録されています
こうした病気の治療には専門的な技術を持った医師が必要となります
それはサインで例えるなら乙女座の仕事です
人々の要求に合わせ自分の技術を使い、完璧に仕事をこなしていく
向かいにあるサインは真逆のサインとなりますので現在のトランジット天体太陽、水星、海王星のある魚座は「祈り、無償の愛、象徴に価値を置く、自己犠牲、不安、混乱」などを表す世界です
どのサインも光と影の面があります
今、世の中は不安や混乱の方が大きく出てしまっている状態です
14世紀にペストが大流行した際に郊外に引きこもった男女による物語集「デカメロン」が作られたように魚座に天体が揃う現在でも同じように感性を刺激する作品を作ることが出来るときでもあります
震災で心身ともに疲れきった心に大好きなアーティストの歌が染みたという方も多かったと思います
目に見えない音楽の力は魚座的なものです
音楽は時間に縛られることなくずっと昔に作られた曲も時代を飛び越えて私たちの心を癒してくれる存在です
コロナで混乱する世の中、医師や専門家に頼るしかなく「星占いの力は無力だ」と感じてしまった面もありましたが星の配置でこれが永年に続くわけではないことを知り、それで少しでも不安が取り除けるのなら存在する理由があるのかもしれないと思う面もあります
この世界には乙女座の実務的な能力も魚座の目に見えない世界の力
どちらも必要であることがわかります
ディズニーランドも休園していますが夢の世界に浸ることで現実逃避し癒される人も多いでしょう
少しの時間でも「現実」を忘れることが出来るのが海王星のマジックです
太陽は魚座を運行中でこれまでの一年が終わりを迎えようとしている
満月で浄化が最高潮に達し、春分の日を迎えるまでに更に不必要なものを削ぎ落としていきます
2019年12月12日頃より続いていた土星-冥王星のコンジャンクションも3月22日に土星が水瓶座に入ることによって解消されます
その次は土星-天王星スクエアという新たな課題へ移ります
魚座で逆行していた水星も3月4日に水星は水瓶座に戻ります
10日に順行に転じます
再び魚座に移るのは3月16日です
トランジット天体がハードな年ではありますが天体がサインを移動することによって課題が変わっていきます
満月
水星順行
春分
土星水瓶座入り
新月
と天体の動きに合わせて課題が変わるということを知っておくと
不安に押しつぶされてしまうのではなく心構えが出来るのではないかと思います
土星が水瓶座に入るのは数ヶ月ですがすでにテレワークなど企業の課題は見えています
インターネットを使い、在庫やオフィスを持たない働き方をしている人たちが
この土星の課題の先にいる人たちだと思います
惑星は日々動きます
いつまでも同じ場所に留まる天体はいないので状況が変わらないということはないのです