2020年は土星-冥王星合、木星-冥王星合の年
2021年は木星-土星合、土星-天王星スクエアの年
2020年の春分から始まった一年が3月20日で終わりを迎えます
3月20日の春分でチャートの影響が書き換えられます
2020年の特徴的なアスペクトは山羊座で土星-冥王星がコンジャンクションしたことです
このアスペクトは2019年の12月頃から形成されており徐々にタイトになっていきました
コロナウイルスは2019年12月8日頃より中国の武漢で発生したとされています
2019年:年末になると土星-冥王星の合はオーブ1度となりますが
その他のアスペクトはソフトでしたのでこの合以外は
比較的落ち着いたトランジットの配置でした
この頃は日本でもまだ騒がれていませんでした
発生源とされている海鮮市場は2020年1月1日に閉鎖されています
2020年:土星-冥王星の合
オーブ0度でタイトな合(コンジャンクション)となるのは
1月7日〜1月14日の期間
2020年:1月11日 蟹座の満月がありました
かなり衝撃的な満月だったことを覚えています
ここで逆行していた天王星が順行に転じます
この満月以降、天王星が順行に転じてあらゆることが変わっていきました
世の中のあらゆる常識と呼ばれるものが崩れ、世界が大きく変化します
2020年の3月の前半頃まではまだ海外旅行に行く人もまばらですがいたりしていました
春分から新たな一年が始まってからガラリと変わったように思います
2020年の春分図でこの土星-冥王星コンビはDsc付近にありました
土星(安定・基盤)を破壊する冥王星の象徴のようなものが外からやってくる
コロナウイルスもそこに当てはまります
それによって私たちの生活が新しく作り変えられていく年
2020年は木星-冥王星 合も特徴的でした
政府の権限が強くなり、特に4月世界のあらゆる場所で行動制限が出されました
この年は緊急事態宣言で外出制限する人、時短営業するお店がほとんどでしたが
このアスペクトのない現在はこの時期のような厳しさはありません
2020年の4月と比べると明らかに人出の増加がみられています
2021年は木星-土星水瓶座の合からはじまってマスク着用や新しい生活様式に従うことはしていますが、山羊座から水瓶座に移ったことで政府のいいなりになる人は減っています
「自立する」ということも2021年のテーマのひとつです
2021年の特徴的なアスペクトは土星-天王星スクエアです
こちらは2020年も形成されていましたが2021年の方がタイトに形成されるタイミングが多いです
2月・6月・12月
2月は気象のアップダウンが激しく世界ではライフラインに影響が出た地域もありました
アメリカ・テキサス州では記録的寒波により水道管が破裂するなどして1400万人以上に影響があったと報じられています
日本でもたった2日間で100センチ以上の雪が積もった地域もあったようです
台風、地震、災害など被害が出るようなことがないことを願いたいですが
土星(安定・常識)に対して突発的にやってくる変化に
対応せざるを得ない問題が発生する可能性もありますので
注意していきたいですね
アスペクトとしては
▷コンジャンクションが一番強力
▷公転周期の遅い天体がかけるアスペクトが強力
なので天王星よりは冥王星の方がはるかに圧力がかかります
様々なアスペクトがある中でも土星-冥王星の合はかなりハードな配置になります
土星がギシギシと音を立てていたのが2020年
コンジャンクションだったので形成中は常に影響がありました
今年は突発的な変化の天王星
常に影響があるわけではなく切り替えが起きた時にだけやってくるのがスクエア
2020年の春分図が有効とされるのは2021年の春分まで です
このハードな配置もまもなく終わりを迎えます
超ハードな2020年を乗り越えた私たちにひとまずお疲れ様を言ってあげたいですね
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