サビアンシンボルは「未来予測」にも使えます
ホロスコープの三重円
▷出生図→生まれた瞬間のホロスコープ
▷進行図→出生図を元にして作成 内面の意識の向く方向性を探る
▷経過図→現在運行中の惑星の配置
未来予測を行う技法はたくさんありますが進行図(プログレス)をピックアップしてみます
プログレスの太陽→1年に1度ずつ進む 人生の方針
プログレスの月→1ヶ月に1度ずつ進む 興味の方向
P月は約30年でホロスコープを一周する
P月(プログレスの月)は1ヶ月にだいたい1度ずつ進んでいきます
30年生きれば12サイン全てを経験することとなります
出生図に牡羊座に天体がない人でも牡羊座を体験します
P太陽は1年に1度ずつ進みますので何年も生きていればサインも変わります
太陽蠍座の人が人生のテーマとして射手座を生きる
など生きていく中で興味の方向や人生観が変わります
現在のP太陽の度数は? P月の度数は?
来年の度数を知ることができれば来年のテーマがわかりますし、数年先にP太陽のサインが移動することがあれば転換期となることがあります
P太陽のサイン移動は30年に1度なので人生にそう何度もありません
同じサインでも度数によって性質が異なる
子供のような無邪気さ
1度→サインの持つ性質が打ち出されます 強すぎる衝動として表れることがあります
特に火サインの初期度数は
衝動性が強い
計画性がない
子供っぽい面がある
ノリと勢い
などの性質が強いです
マニアックな蟹座
蟹座は同じテーマで共感出来る家族的な仲間を増やしていきますが
サビアンシンボル11-14度では対象がマニアックになる傾向があり大衆的ではないかもしれません
少人数で「私たちの好きなもの」をテーマに探求していきます
天秤座のテーマ
天秤座でも対人関係に熱中する天秤座と偏りのない知識を求める文学的な度数と流れを追っていくと興味の対象やテーマが異なっているのがわかります
天秤座の16度では他者に振り回されて疲れてしまうような経験を経て、対人関係のスペシャリスト的なコンサルやカウンセラーの道に進む人もいるかもしれません
太陽が乙女座の人はP太陽で天秤座の領域を歩んでいきますので歳を重ねていくうちに「対人関係」がテーマとなっていきます
蠍座の執着と水瓶座の離反
出生図に水瓶座が多い人はP月が蠍座に入ったときに他者と自分の人格の壁を越えていくという体験に拒否反応を示すかもしれません
干渉されるのが好きではないけれど意識が他者への執着などそちらへ向かうこともあるかもしれません
蠍座のストーリーの中でも一番ハードなのが29度です
ここではもう外に出て行くことを決意しているのですが、現実は引き止められ、情に流され動けない状態にいます
この時期はスパッと潔く切り捨てられない何かがあるかもしれません
反対にP太陽が水瓶座に移ろうとしているとき「会社を辞めようと考えています」という方が割といます
山羊座も終わりに近づくと権力などピラミッドの頂点を目指すことやビジネスで成果を出すことに関心が持てなくなります
30年で12サインのストーリーを終えてまた新たな物語が始まります
進行図でサビアンシンボルをチェックして考察してみてください
おしらせ 新たなサビアンシンボル表が完成しました!
5月25日からスタートするサビアンシンボル講座内で使用する資料です。
日本語のサビアンシンボルに関する書籍に一部、
誤訳と思われるシンボルが存在します。
海外のサイトなどを参考に当講座では一部訳を修正させていただいております。
講座ではシンボルのイメージと照らし合わせて
毎月1サインずつお伝えさせていただいております。
ただいま録画受講参加者、6月22日(土)牡牛座の1度〜30度の回からの参加者を募集中です。
よろしくお願いいたします。
(教室での参加は満席・ZOOMのみ参加可能です)
第一回の資料は19ページほど。 講座内では更にコンテンツを追加してお伝えしていきます。