トランジット天体のアスペクトは数ヶ月先、数年先、数十年先、その先の未来までチェックすることが出来ますので いつがハードでいつ緩むのかもわかります
数ヶ月前、今年のG.Wの星配置をみて「今年のG.Wは厳しいなぁ 引きこもりの期間にしようかな」と思いました
これと同じことを2020年に年末〜2021年のお正月の配置をみて同じことを思いました
天体の配置は違えどハードなアスペクトが形成されていたのです
2020年と違うのは今年は政府や組織に依存しない水瓶座が強調されるという点です
それぞれが自分で状況を判断して動く「自己判断」「自己責任」であるという面が強く出ます
現在、太陽に対するアスペクトはハードですが、政府や組織に頼らず動こうとする人は増えます
2021年は1月に火星-土星スクエアが形成されており、ちょうどこの頃に「緊急事態宣言」が発令されました
火星は行動力、そこに水瓶座の土星がスクエアを形成することで
活発に動こうとするエネルギーにブレーキがかかります
火星はアクセル 土星はブレーキ
スクエアは横やりを入れるアスペクトで土星側に切り替わると急ブレーキのような形で表れます
政府はそれまでGo toだ なんだと観光業界を盛り上げる政策を打ち出していましたが土星のブレーキが効いて行動制限、抑制へと変わりました
3月に火星が双子座に入ってからは行動制限が緩まり、人々がアクティブになっていきました
トランジットのアスペクトも火星-土星トライン
火星-木星 トライン
火星-海王星 スクエア と
3月、4月前半は人々が動き出してどんどん開放的になっていく配置でした
そしてG.Wに入る少し前から金星-土星スクエアでエンタメ、レジャー、遊び、楽しみ、人との交流に関することで制限がかかり
太陽- 土星スクエア、太陽-天王星コンジャンクションが形成されています
太陽は政府の象徴でもありますのでここからG.Wが明けるまでは
政府にとっても厳しい配置でもあります
5月4日に水瓶座で起こる下弦の月で
この先の判断をどうするのか迷い、調整するタイミングです
リーダーの指示や政策によっても大きく左右されそうなときです
NZ並みに厳しい入国制限、入国後14日間の強制隔離の措置が取られていればこの厳しい配置の中でも医療のひっ迫など深刻な状況は回避出来たのではないかと思います
インドでは1日の感染者が38万人と過去最多を更新しており、リーダーと政策によって国内の状況に差が出ています
5月12日牡牛座の新月が起こるとこれまでの1ヶ月が終わります
泣いても笑っても私たちはここから新しいテーマで生きていく新たな1ヶ月がスタートします
この牡牛座の新月は蠍座の満月、水瓶座の下弦の月に形成されていたハードアスペクトが緩まっています
新月に対してのアスペクトも海王星セクスタイル、冥王星トラインと再生出来る、またイチから作り上げることが出来るという可能性を感じる配置となっています
もうダメだ、諦めてしまいそう という出来事があったとしても牡牛座の新月なら再生可能です
5月は前半ほどハードで牡牛座の新月でそれが一度終わり切り替わります
牡牛座の新月の2日後に木星が魚座に入りますので世の中の空気がちょっと変わります
これから数ヶ月後の予定を立てようかなと計画している人はトランジットの配置をチェックして予定を入れておくと大体の予測がつきますのでおすすめです
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