質問がありましたのでシェアします
占星術を勉強するときに学ぶこと
*天体
*12サイン
*ハウス
*アスペクト
基礎的な知識を身に付ける際に上記のホロスコープの構成を覚えようとしますよね
「これらは全て暗記しなくてはならないものなのですか?
本を読んでも中々身に付かず・・勉強法を知りたい」とのことでした
外国語で例えるとわかりやすいと思うのですが、暗記しようと思って本を読んでも覚えているのはせいぜい数単語のみだと思います
おすすめしたいのは”テキストあり”で構いませんので自分の理解している範囲のものから実際に読んでみる ということです
まずホロスコープを作っているもの↓を暗記しなくても良いので理解します
*天体→主役 10天体の象徴を知る
*12サイン→30度ずつ正確に切り分けられた住所のようなもの
*ハウス→地上にある現場 どこで発揮されるのかがわかる
*アスペクト→天体同士が角度を形成することによって生まれる行動特性
10天体はそれぞれに象徴があります
牡羊座に入っていようがいまいが、火星は怒りを表します
牡羊座という国に入ったら火星の性質がストレートに発揮しやすくなるので
怒りとして表れることもあります
実例:
火星牡羊座のA子さんはカッとなってテーブルに乗っていた食器を夫に投げつけた
火星牡羊座のB子さん、C子さんは火星の年齢域に起業してお店を出した
身近にいる人のチャートを読んで当てはめていくと火星牡羊座の人のイメージ像が浮かび上がります
活発で行動力がある 怒りとして表れると怖い一面もある など
この感じでアスペクトも読んで実際にそのアスペクトを持っている人と合わせて特徴を理解していきます
同じホロスコープの持ち主はいないので「この人はこんな風に表れているのか!」とひとつのパターンに押し込めないことも大切だと思います
天体の象徴もひとつではないですし
サインもハウスも異なります
何より一人一人の人生の選択、生き方が異なりますので
常に新しい発見!の連続がホロスコープリーディングだと思います
アスペクト 実例
月-海王星スクエア→プライベートでは音楽制作が趣味のAさん
月は母を表す 海王星は芸術、音楽に関係
Aさんの母親はお琴の先生です
子供の頃、学校の授業はうわのそらで空想ばかりしていた漫画家Aさん
ファンタジーの世界に切り替わる海王星スクエアが他者からうっかり者に映ることもあれば想像力豊かな才能ある人に映ることもあります
月-土星or冥王星 ハードの人の母親との関係を調べるしつけに厳しい母親 監視する母親 真面目な母親 など
三浦春馬さんも月-冥王星スクエア月-火星オポジション のTスクエア
真実はわかりませんが彼の月がハードだということは確かです
月-木星のアスペクトは楽観性ですが月-木星コンジャンクションで母親が過保護という例もあります
月-土星スクエア
母親がごはんを作ってくれず、おばあちゃんの家に食べて行っていた人がいました (幼い頃に自分を形成する土台が揺らぐような出来事があった)
土星は年長者を表すため月と土星のアスペクトの持ち主で祖母と関わりがあった人にも多いです
このように いろんな事例がありますので知り合いに出生図読ませてと練習させてもらうのと良いと思います
多くの実例に触れることで暗記しなくてもいつの間にか覚えているという状態になってきます
月ならば幼少期のことや母との関係
金星ならば趣味、お金の使い方、恋愛傾向
火星ならば異性の好みなど
項目を分けて相手にインタビューしながらリーディングしていくのがおすすめです
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