出生時間がわからない人のホロスコープの読み方のコツについて
〜随時更新していきます〜
出生時間が不明な方の鑑定をする場合は月のリーディングを2パターン用意しています
例:自分が生まれた日は10時過ぎに月が射手座から山羊座へ移っている
月のサインが移動する日の場合はサインが2択になります
直接本人と話していくと「私は月射手座でこっちのアスペクトの方がしっくりくる」などと言われることがあります
一日中、月射手座の日で月のサインが移らない日ならば 月のアスペクトを午前と午後の分を用意して聞いてみたりします
月については2パターンのうちのどちらかになりますので
私は両方用意して「本人と話をして探っていく」というやり方を選んでいます
出生時間が不明な場合
お昼の12時で設定する
▷月のサインが2択になる場合がある
▷時間帯によって月のアスペクトが異なるためパターンが分かれる
▷ハウスが読めない
▷太陽の度数・サビアンシンボルが2択になる場合がある
まず、出生時間が不明な場合お昼の12時で設定します
月の度数が誤差が±6度以内でおさまります
生まれた日によっては
月のサインが2択になる場合があります
月のサインは2日半でひとつのサインを移動しますので
その人が生まれた日が一日中同じサインの日もありますし
サインが移動する日もあります
鑑定書を作るとき、出生時間がわからない方の場合は
どちらのサインも載せることにしています
月の度数は2時間に1度進みますので1日のうちでも
アスペクトが変わることもあります
午前生まれならば月-木星トラインですが夕方生まれだと
月-土星スクエアになります
など
この場合もどちらも記載するようにしています
出生時間がわからなくても確かなものを読む
月以外のサイン、アスペクト
サインが移動するタイミングでなければ確定出来ます
ホロスコープを読む目的を決める
その人の何を知りたいのか?によって注目するポイントが異なります
その人の恋愛傾向について知りたいのなら金星や火星を読む
仕事ならば水星、太陽、火星あたり
アーティストの方ならば金星のアスペクトに注目
作家ならば水星
アスリートならば火星
起業家ならば 天王星とのアスペクトに注目してみる など
その人の職業によって強調される天体が異なりますのでその人の活動にあわせて注目する天体を変えて読むことも出来ます
年齢域も重要ですね
月相にもその人のキャラクターや生き方のヒントが隠れています
アリーズポイント 牡羊座ポイント 活動宮0度付近にある天体があればチェックです
双子座、乙女座、射手座、魚座の最後の度数なども当てはまります
活動宮0度付近にある天体を持つ人はその天体が社会で目立つ動きをすると言われています
出生時間がわからなくてもOK チェックポイント
▷月以外のサイン、アスペクト
その日、サインが移動するタイミングならば2択になります
▷月相 (太陽と月の角度)新月生まれ、三日月生まれなど
▷天体の偏り、シングルトン
▷個人天体を読む
(月・水星・金星・太陽・火星)
サインとアスペクト
月はサイン移動日ならば2択にして読む
アスペクトも時間帯によって変わるがこれも限定的
▷年齢域の天体を読む
▷ノーアスペクト天体
▷オーバーロードサイン
▷支配星回帰
▷ミューチュアルレセプション
▷アリーズポイント
Q&A
Q.出生時間のわからない方のアセンダントとMCのサビアンシンボルは読めますか?
→アングルのサビアンシンボルは読めません
例えば・・太陽が魚座で火星、木星が獅子座、土星が牡羊座にある方の場合
太陽から火星へ移るときの変化
火星と木星の年齢域では同じ事柄がテーマになりやすい
土星の年齢域に入ったらここから更に新しい事柄を積極的に行う など
年齢域のサインを読むだけでも人生の転機がわかります
こういった方は年齢域ごとに別の活動を行う可能性もあります
歌手の安室奈美恵さんの場合
金星と土星が獅子座で合
太陽→乙女座
火星→蟹座 ▷この年齢域で引退
木星→蟹座
土星の年齢域で再び若い子にダンスを教えるなど指導者として
戻ってくる可能性も考えられます
ライブの企画を行ったり、獅子座が再び強調されるのが土星の年齢域になります
出生時間が不明な方のリーディング順番
(あくまで私のやり方です)
*月のサイン サインが2つに分かれる場合は2つのうちのどちらなのかを本人にインタビューして探る
*月のアスペクト 2パターン 午前と午後で作成してこちらも本人にインタビューして探る
*水星のサイン アスペクト サビアンシンボル
*金星のサイン アスペクト サビアンシンボル
*太陽のサイン アスペクト サビアンシンボル
↑ サビアンシンボルも太陽の度数が進むと2パターンになります
*現在の年齢域の惑星は重視する
*火星のサイン アスペクト サビアンシンボル
*木星のサイン アスペクト サビアンシンボル
*土星のサイン アスペクト サビアンシンボル
*トランスサタニアン
30代後半-40代前半の方ならば「中年の危機の時期を読む」
N天王星-T天王星 オポジション
N海王星-T海王星 スクエア
N冥王星-T冥王星 スクエア
【重要】N太陽、月がトランスサタニアンとメジャーアスペクトを形成している人はそうでない人に比べて影響が出やすい
例:N太陽-N冥王星オポジション で中年の危機に入るとここにT冥王星がスクエアを形成する
*トランジットを読む影響力の強い順番に読む
2023年は冥王星が水瓶座に移りましたので不動宮サイン0度付近にある天体に注目します
*プログレスの太陽のサインや度数を読む
*ソーラーアークは月やアングル以外を読む