日々、世界は移り変わっていきます
春分図もその年の一年の流れを読むのに有効ですが
トランジット(現在運行中の天体)の流れも重要になります
とりわけ月は2.5日でサインを移るため
月が乙女座にある日は整理整頓、掃除、調整に適しており
活動宮である天秤座に入ると前日にはなかったような動きが出たりします
活動宮は受け身にならず自ら動きます
それが日本の場合だと緊急事態宣言であり、満月(太陽と月がオポジション)の日に効力が発揮する というのもこのアスペクトを象徴していますね
オポジションは公転周期の速い天体が遅い天体に向かって飛び込むイメージです
オポジションが沢山ある人は表現する場を持つと良いのではないでしょうか
思えば土星-冥王星のコンジャンクションが形成された2019年の12月頃から世界は徐々に変化していきました
2019年12月2日頃:オーブ3度以内
2019年12月12日頃よりオーブが2度以内
年末になると土星-冥王星の合はオーブ1度となりますが
その他のアスペクトはソフトでしたのでこの合以外は
比較的落ち着いたトランジットの配置でした
1月7日〜1月14日 オーブ0度
2月 オーブ2度
2月末 オーブ4度
3月 オーブ5度
土星は3月22日に水瓶座へ
また7月に山羊座に戻ってきますので木星、冥王星と重なる時期があります
コンジャンクションはスクエアのような突発性がないので気付いたときは
このアスペクトの象徴するような世界に変わっていたという感覚です
天秤座の満月で大きな影響を与えるアスペクト
火星-土星 コンジャンクション
4月10日頃まではオーブ5度以内
行動制限、外出制限、国によっては都市が封鎖されている地域もあります
その国で決められたルールの範囲内であれば行動してよい というアスペクトになります
この世界がよくなるようにという意識でルールを守ることを求められますので
自分勝手な行動をする人は批判されることもあります
ルールは国が決めます
この国の権力が絶対的なものになるアスペクトが
木星-冥王星 コンジャンクション
現在、どの国も国家が最大の権力を持ってそれを発揮していますね
権力のある者の発言は絶対的なものになります
ビジネスでこのアスペクトが有効なものとして表れれば成功者として崇められることもあるかもしれませんが土星が水瓶座にあると「皆で平等に」の意識が高まりますので「月収○ケタ達成!」みたいなものは価値観が変わる流れに突入している最中ですのでこういった文言でサービスを提供するのは
あまり魅力的ではないかもしれません
水瓶座が強まれば強まるほど「お金儲け」に関心がなくなります
それくらい2020年と2021年に違いがあります
2020年の配置は「お金がないと家賃も払えない、生活が出来ない」とお金の必要性を感じるのですが自分だけが大きく稼ぐことに多くの人がだんだん価値を感じなくなっていくという年でもあります
「これからどうしていこうか・・」ここは多くの人が悩む課題かもしれません
ベーシックインカムを取り入れることも2021年ではアリだと思います
独占することに関心がなくなる というのも
これからを生きる上でのトランジットの配置のテーマのひとつだと思います
火星-天王星 スクエア
4月18日頃まではオーブ5度以内
突発的な出来事 別れ、独立、事故、怪我、常識に従わない
無謀な行動を起こす 独自で判断し、行動する
突発的に予想もしなかった出来事が起きる
4月は突発的な出来事があってもおかしくない配置です
「普段ではあり得ないようなびっくりすることが起きる月」であると意識しているだけで慌てずに済みます
土星-天王星 スクエア
2020年3月〜 2023年頃までの課題
これまで築いてきた社会的な基盤や維持してきた経済活動に対して変革のメスが入る
現象:経済破綻 反社会運動
倒産する企業、失業者が溢れる
ここも予期せぬ流れだと感じやすい配置です
地の時代→風の時代に移行するため、この配置は私たちの価値観を大きく変えます
物、お金、土地を所有することなどに価値をおいてきた時代からの脱却
土星-天王星スクエア のアスペクトがなくなったときに
私たちの暮らしや価値観は大きく変化しているのではないでしょうか