2025年8月23日 15:07 乙女座新月
新月：乙女座0度
新月は、これまでの1か月のサイクルが終わり、新たなサイクルが始まる節目のタイミングです。
月のリズムが「0」にリセットされ、ここからまた新しい一歩がスタートします。
新月の日は、新しい種を蒔く・チャレンジを始める・未来に向けて意志を立てるのにぴったり。
心身を整える乙女座のエネルギーが宿る今回の新月は、生活習慣や日々の小さな習慣を見直すにも良いタイミングです。
今年の乙女座新月は特別
2025年は、乙女座で2度の新月があります。
• 1回目：今回（乙女座0度）
• 2回目：部分日食を伴う新月（度数も意味も異なります）
今回の新月は、半年後の乙女座満月に向けて集中して取り組みたいテーマを決める時。
ここで蒔いた種は、時間をかけてゆっくりと育ち、やがて自分に必要な能力や形として実を結んでいきます。
✨ぜひこの新月の日に、自分がこれから育てていきたいテーマや習慣をノートに書き出してみてください。
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新月のサビアンシンボル 乙女座 1度「男の頭」
サインの1度は、その星座のエネルギーがもっとも純粋な形で現れる度数です。
乙女座1度では「頭＝知性・輪郭をはっきりさせること」がシンボルの意味として描かれています。
獅子座が内側の情熱を外に向けて爆発させるのに対し、乙女座はエネルギーを内側に閉じ込め、細部や形あるものの特徴に意識を集中させます。
この度数を持つ新月は、
• 物事を細部まで見つめる観察力
• 分析力
• 一点集中する力
を強調します。
その一方で、対象に近づきすぎて「木を見て森を見ず」となり、全体性を見失うこともあります。
画家やイラストレーター、専門職など「細部を扱うことを求められる立場」に強く表れる度数です。
この新月は、自分のやるべきことを明確にしたいと意識が切り替わるタイミングでもあります。
特定のテーマや課題に集中することで、専門的な力を育てていくスタートになるでしょう。
ハウスとアスペクト
８ハウス
今回の新月は8ハウスで起こります。
8ハウスは「生と死」「他者との深い結びつき」「継承や相続」「パートナーや家系との繋がり」「秘められた共有資源」を象徴します。
結婚している方は義家族や財産問題、またご先祖や家系にまつわるテーマが浮上することもあります。
師匠や誰かから受け継ぐもの、あるいは会員制サロンなどクローズドなコミュニティとの関わりにも焦点が当たります。
新月の特徴的なアスペクト
今回の新月はインパクトのある配置を形成しています。
新月と天王星のスクエア
• 予期せぬ出来事や突然の変化
• 独立、離反、解散、技術革新
• 突発的な判断や衝撃的なニュース
また、雷や地震など自然現象にも注意が必要です。
新月と土星・海王星・冥王星のYOD
新月は土星・海王星・冥王星に「YOD（ヨッド）」と呼ばれる特別な配置をつくっています。
これは「神の指」とも呼ばれる複雑なアスペクトで、意識や行動が特定のテーマに収束していくことを示します。
自由に動けるというよりも、社会の中で起こる特定の出来事に徹底的に集中せざるを得ない状況が生まれる可能性があります。
この新月で意識したいこと
• 自分が受け継ぐもの・受け取るものを見直す
• 人や組織との関わり方を再考する
• 変化に対して柔軟に対応する
• 強制的に向き合わされる課題から成長の種を見出す
この新月は「静かに始まる」というよりも、社会的にも個人的にも大きなうねりの中で新しいサイクルを迎える印象があります。
流れに飲み込まれず、自分の中で「何を受け継ぎ、何を手放すか」を意識して過ごすことが大切になりそうです。
新月はこれまでの１ヶ月が終わり、新たな１ヶ月がスタートするとき
新たな種を蒔く チャレンジをする
ここからどんなことをスタートさせていきますか？
乙女座シーズンは、目の前にある「やるべきこと」にしっかりと集中できる期間です。
現実的な課題や生活習慣の見直し、仕事や学びなど、具体的な行動に意識が向かいやすくなります。
この流れは度数的におおよそ9月8日頃まで続きます。
それ以降は対向サインである魚座の性質が入ってくるため、現実的な集中力に加えて、直感や感受性が強まっていきます。
魚座の影響が高まることで、占いやスピリチュアルへの関心がさらに深まったり、予測不能な出来事に柔軟に対応する力が求められることも増えてきそうです。
