適職判断で
太陽、MCのサインや支配星のあるサイン、月で本来備わってる資質、
仕事に関係する2、6、10ハウスの状態などみても
様々な職種があり、それが必ずしも自分に当てはまるものばかりではありません。
それにどの職業にも様々なサインの人がいます。
太陽のサインのみで職業を判断することは難しいでしょう。
占い師でも牡羊座から魚座までいます。
それぞれのホロスコープによって得意とするものが変わってきます。
ホロスコープを知ると他者のやり方は自分には合わないことがわかります。
自分のカラーを活かした活動をするのが一番でそれを考えるのは自分自身です。
最終的には「適材適所」でまずはホロスコープでも
その他のツールでもあらゆる方向性から自分を知ること。
そして時期トランジット×ネイタルのアスペクトの化学反応により
本来の自分(ネイタル)にはない職業を選択することもあります。
天体の偏りについて
ホロスコープの北半球(下半分)に天体が集中している人
研究者、技術者、アーティストなど個人の能力を最大限に生かして
自分の世界にこもって活動することが多いタイプ。
積極的に社会に出て人と関わるよりも内にこもり、プライベートを重視する傾向があります。
専業主婦であっても南半球(上半分)にあれば何かしら外に出る用事を作ったり
ボランティアをしたり積極的に社会と関わることをする方がいます。
外に出て働くことが合わないと感じるAさんのチャート。
北半球(下半分)に天体が集中しているAさんは専業主婦がいちばん合っていると感じているようです。
結婚するまでは外に出て働くこともしていましたが、体調を崩しがちでした。
今はとても充実した毎日を過ごしているようです。
4ハウスに金星があるのでおうちに楽しみをみつける 家大好きな方です。
2ハウスに太陽があるので自分の才能を活かして収入を得ることも可能です。
太陽を輝かせたいと社会に出ることを決めると月や金星の他の天体を使った人生を送ることが出来ます。
天体が北半球にありながらも頑張って7ハウスの月を使って接客をしていたAさん。
気を使い過ぎて月が消耗してしまうことがあります。
この経験のみで外に出て働くことは合わない=私は専業主婦が向いている
と判断してしまうのは非常にもったいないです。
2ハウスに太陽、3ハウスに水星があるならば、例えばですが、ブログアフィリエイトなど
家にいながらでも始められる仕事を選択することで太陽を使うことが出来ます。
外に出て務めることだけが仕事だと思い混んでしまうと北半球に天体がある人たちは働くことを望まないでしょう。
飲食店経営者のBさんのチャート。
北半球に天体が集中しており、月だけが唯一7ハウスにあります。
自然と相手の感情を汲み取ってしまう幼い頃からの癖があり
天秤座にもいくつか個人天体があるので空気を読み、人に気を遣います。
金星が天秤座で社交性があり、お洒落な方です。
人と接することで元気になれたりもしますので接客が好きなのだと感じます。
Bさんは他の人のお店ではなく自分のお店を持つことにこだわりがあります。
自分にもともと備わっている資質を活かして収入を得る方で太陽をはじめ2ハウスに天体が集中しています。
こだわり抜いた食材を使っているシェフのMCは牡牛座です。
天体が左半分に集中している人
自分の意志を貫く他者に影響を受けずに与える他者のことは構わずに人生を切り開いていきます。
工場勤務のCさんのチャート。
北半球に天体が集中しており、個人の活動を優先させるタイプです。
Asc、ライツがドライ→(牡羊座・獅子座・射手座・牡牛座・乙女座・山羊座)
孤独に強く、一人でいることを好んでいます。
大勢で戯れるよりも釣りなど個人的な趣味を楽しむ人。
天秤座に個人天体が集中している友人たちが 「こんなに人と会わないで寂しくないのか?!」とひたすら心配してるのですが、Cさんに限っては心配は無用なようです。
「もう、俺に構わなくていいから」と返答しており、一人で居ることを邪魔されたくないタイプです。
特に1ハウスに太陽やその他の天体もかたまっています。
他者に影響されない振り回されない自分の意志を貫く生き方をしている人です。
北半球に天体が集中しているDさんのチャート。
射手座に太陽-海王星 コンジャンクション。
神社やスピリチュアルに出会う前は海王星が人生の迷いとして表れていたようです。
普段はオフィス勤務のため人と関わる仕事はしていませんが
プログレスの月が7ハウスに入って、今までの自分では考えられなかった接客のバイトも始めたようです。
P月の動きによって期間限定で人と接する仕事を選ぶということもあります。
天体の偏りがある方は活かしていく方向性として、自分自身の資質を知るヒントをホロスコープから探ってみてほしいです。
いろんな方の事例をみて考察していきたいですね。
5月25日より月1回(最後の月は2回)サビアンシンボルの解説クラスをスタートします。
対面受講&ZOOM どちらも募集中です。