ジオセントリックとヘリオセントリック
通常の占星術はまだ地球は動かず太陽を始めとする惑星が地球の周りを回っているのだと考えられていた天動説の時代に作られたジオセントリック占星術が基本となっています
天動説=ジオセントリックの概念となる宇宙観
まだ望遠鏡もない時代に地動説を唱えたのはコペルニクスです
天動説vs地動説 で天動説が主流となっていた時代では
異論を唱えることは許されずガリレオのように
裁判にかけられたり殺されたりしてしまうこともあったのですから
この魚座の時代と比べると思想の自由が許された現代は
水瓶座の時代に徐々に移行しているのだなということがよくわかります
ジオセントリックとヘリオセントリックの使い分けですが
ジオセントリックは身近な視点で考えるときに活用していきます
地球を中心にしたホロスコープとなり月が惑星の仲介役となるので重視されます
私は○○をしたい!やりたい! という願望
・自分の基本的な性格、人生傾向
・過去・恋愛 趣味 好み
・目的 自我 ・欲求
ヘリオセントリックは太陽が中心となります
私たちは太陽系惑星の一員にしか過ぎず
月は地球の衛星であるだけになるので月も重視しません
個人のエゴを失くした視点で考えることが出来ます
ヘリオセントリックのチャートには
私はこの地球で何をさせていただけるのでしょうか?
私の使命とは? という疑問を解決するヒントが含まれています
この宇宙であなたに与えられた役割を知る場合は
地球星座を確認していきます
太陽 牡羊座→地球星座 天秤座
太陽 牡牛座→地球星座 蠍座
太陽 双子座→地球星座 射手座
太陽 蟹座→地球星座 山羊座
太陽 獅子座→地球星座 水瓶座
太陽 乙女座→地球星座 魚座
太陽 天秤座→地球星座 牡羊座
太陽 蠍座→地球星座 牡牛座
太陽 射手座→地球星座 双子座
太陽 山羊座→地球星座 蟹座
太陽 水瓶座→地球星座 獅子座
太陽 魚座→地球星座 乙女座
ヘリオセントリックチャートを作成してみる
stargazer→セントリックチャートで作成
アストロドットコム
①出生データによるいろんなチャートを選択
②出生図を選択
③オプションの太陽中心の獣帯にチェック
地球星座は太陽星座のオポジションとなるサインですので
チャートを作成しなくても分かりますが
その他の惑星は作成しないと分からないです
(地球のマークは金星を逆さまにしたようなマークです)
ヘリオ水星で人生の泳ぎ方を知る
太陽に近い距離で公転している内惑星である水星と金星
ヘリオセントリックのチャートで
重要な鍵を握ると言われているのが水星です
どう生きていけば良いのか エゴを取り除いた状態で
自分を宇宙の海の中に放り込んで泳がせる
その泳ぎ方の指導のようなイメージかなぁと思います
「私はクロールでゴールまで泳ぎたい」って考えだとジオセントリック的な視点だけどどう泳いだら自分らしい泳ぎ方になるんだろう?
個人のエゴを解放した生き方=ヘリオセントリックチャートの生き方
それにはまずジオセントリックチャートに表れている自分の人生を生きることが大切になります
自分らしい生き方になるのかな?のヒントがヘリオセントリックの
水星のサビアンに詰まってます
水星の度数 サビアンシンボルも読んで考えてみてください
ヘリオセントリックのチャートは自分に無理のない生き方でもあると思います
こちらの方が自然体で楽に生きられる方もいるかもしれません
それぞれの価値観、視点の違いで自分に合う生き方をみつけたいですね