目次
- 2024年12月の星のながれ
2024年12月の星のながれ
- 12月1日:射手座の新月
- 12月7日:火星逆行開始/金星水瓶座入り
- 12月8日:海王星逆行終了
- 12月9日:魚座上弦の月
- 12月15日:双子座満月
- 12月16日:水星逆行終了
- 12月21日:太陽山羊座へ【冬至】
- 12月23日:天秤座下弦の月
- 12月31日:山羊座新月
逆行天体
- 逆行終了:海王星(7月2日〜12月8日)
- 逆行終了:水星(11月26日〜12月16日)
- 逆行開始:火星(12月7日〜2025年2月24日)
- 逆行中:天王星(9月2日〜2025年1月31日)
12月は新月が2回!あります。
木星-土星スクエアも今よりタイトになり、8月と同じ、金融関係にメスが入るようなアスペクトが形成されます。7日からは火星も逆行を開始し、現在やる気満々で野心に燃えたぎっている件がどう変わっていくか、自分に一度戻して向き合ってみるようなことがあるかもしれません。
現在は火星が順行中で太陽射手座とタイトにトラインなのであれもこれもやってみたかったんだ!と水星の逆行により「やりたいことリスト」を書き出すような配置ですが、12月7日からの火星の逆行によりあれもこれもいっぺんに動かすことは難しいことに気が付きます。「優先順位をつけようか」とリストから絞り出すのも良いでしょう。
【新月・上弦の月・満月・下弦の月】
12月1日「射手座新月」→ これまでの1ヶ月が終わり、新たな1ヶ月がスタートする 種まき
日時:2024年12月1日15:21
度数:射手座9度
新月は切り替わりのタイミングです。これまでの1ヶ月が終わり、新たな1ヶ月がスタートする節目のとき。この新月では、これまで蒔いた種を振り返りつつ、新たなチャレンジを始める準備をすることがテーマとなります。
この新月から、どのようなことをスタートさせていきたいですか?
新月の7ハウスのテーマ
- 対人関係
- パートナー
- 契約
- 他者の影響
- 人と関わることで客観的に自分の立ち位置を確認する
- 外交、同盟国、敵対する国、争い、条約を結ぶ
東京で作成したチャートでは、Ascは牡牛座にあり、天王星とコンジャンクションしています。この配置は、私たちの意識の変化を促す突発的な出来事が起こりやすいことを示しています。この「出来事」が大きな気づきにつながり、その後の行動を形作る人もいるかもしれません。
チャートルーラー:金星と天王星のトライン
チャートルーラーである金星と天王星はトラインを形成しています。この影響で、年末年始を海外で過ごす人や遠方への旅を計画する人が増えそうです。ただし、水星が12月16日まで逆行しているため、チケットや宿泊先の手配は二重チェックを忘れずに!
新月のアスペクト
新月-土星スクエア:水星が逆行中のため、土星とのスクエアも影響を及ぼします。土星は「修正が必要な部分」を浮き彫りにする天体であり、課題が明らかになりやすい配置です。厳しいフィードバックを受けたり、壊れて使えなくなったり、健康面での問題が顕在化する可能性もあります。これらはすべて「見直しの必要性」を教えてくれるサインと考えられます。
新月-火星トライン:火のトラインの勢いにより、議論を活性化させるエネルギーが生まれます。積極的に意見を出し合い、さまざまなアイデアを共有するには適したタイミングです。
火星トラインの前向きなエネルギーと、土星スクエアによる抑制が組み合わさることで、見直し・修正を進める動きが重要になるでしょう。ただし、完全に立ち止まる必要はありません。新しいアイデアを出し、前進する準備を進めると良いでしょう。
土星の指摘を受けた場合も、それを「このタイミングで気づけてラッキー」と捉えることで、より良い結果につなげることができます。射手座の柔軟性を活かし、必要な修正を楽しむくらいの気持ちで取り組むと良さそうです。
MCと冥王星のコンジャンクション
MCには水瓶座へ移ったばかりの冥王星がコンジャンクションしています。この配置は、社会構造の大きな変化を象徴しています。これまで当然とされていたルールや価値観が解体され、新しい仕組みへと再構築される流れが見られるでしょう。
日本での射手座新月では、Asc-天王星合、MC-冥王星合という力強い配置が目立ちます。これにより、目まぐるしい変化が次々と起こり、私たちの生活に影響を与える可能性があります。
12月9日「魚座 上弦の月」→ 見直し、調整 増やしていきたい、成長させたいもの
日時:2024年12月9日 0:27
度数:太陽:射手座17度 月:魚座17度
上弦の月
新月から満月に向かう途中で太陽と月が90度を形成するタイミングです。この時期は、新月に蒔いた種を成長させる過程で、見直しや調整が必要となるときです。太陽が向かう方向と月が向かう方向が対立する配置であるため、迷いや葛藤が生じやすいのが特徴です。ここでは一度立ち止まり、どのように進むべきかを考え、慎重に向き合うことが求められます。
12月7日から火星が逆行を開始し、水星、火星、木星、天王星が逆行中になります。このタイミングでは、天体同士のアスペクトがハードアスペクトを形成することが多く、特に注意が必要です。唯一の例外として、水星(射手座)と火星(獅子座)がゆるやかにトラインを形成しています。
太陽-月-木星 Tスクエア
この上弦の月では、太陽、月、木星がTスクエアを形成します。この影響で、見直しが必要な状況が強調され、満月に向けて成長させたい事柄を選択する過程で迷いやすくなるかもしれません。木星(双子座)は多くの選択肢や興味を引き出し、「こっちも良いかも」と気持ちが揺れやすい配置を作ります。しかし、これは「選択肢が増える」とも捉えることができ、新しい可能性が広がる機会でもあります。
水星-木星-土星 Tスクエア
さらに、水星、木星、土星がTスクエアを形成しています。この配置は、ルールや基準を見直し、議論を通じて新たな方向性を模索することを促します。木星と土星のスクエアは、財産や金融に関連する見直しや制約を表しており、双子座13~14度と魚座13~14度が自身の出生図にどのように当てはまるかを確認することで、より具体的な影響を予測できます。
金星-冥王星コンジャンクション
金星と冥王星が水瓶座でコンジャンクションし、火星(獅子座)とゆるくオポジションを形成しています。このアスペクトは、特に恋愛や対人関係において強い影響を及ぼす可能性があります。この時期は、「性別にとらわれない愛」や「偏見を許さない強い信念」が浮き彫りになりやすく、トランスジェンダーに関するニュースや議論が注目を集めることも考えられます。また、恋愛においては深い感情やこだわりが強まり、濃密な体験をすることがあるでしょう。
12月15日「双子座 満月」→ 半年前にスタートしたことを完成させる 一区切り 完成
日時:2024年12月15日18:02
度数:太陽:射手座23度 月:双子座23度
この双子座満月は、半年前に双子座の新月でスタートした計画や願いを完成させるタイミングです。「一区切り」をつける時期であり、成果が実を結び、成就する人もいれば、この段階で「手放す」という選択をする人もいるでしょう。この満月は、達成感とともに、新たなステップへの準備を促してくれます。
MCに重なる海王星とTスクエア
この満月では、海王星がMCに重なり、太陽、月、海王星がTスクエアを形成しています。この配置は、芸能、音楽、映画、アート、創作、占い、スピリチュアルといった分野に良い影響を与えます。一方で、社会的には混乱やパニックを招きやすい時期でもあります。冥王星が山羊座に戻り、これまでの「地の時代」の常識やルールが通用しなくなり、新しい価値観への移行が求められる期間ともいえます。
この時期は感情が高まりやすく、人々が熱狂的な行動を取りやすい状況です。特に人が多い場所ではトラブルや混乱が発生しやすいため、慎重な行動を心がけてください。また、海王星が社会的な目立つポジションにあることで、懐かしい音楽や映画など過去の作品が注目され、心を揺さぶるような体験が増えるかもしれません。
微かな希望と未来への期待
この満月が象徴するのは、困難な状況でも微かな希望を見出すことです。「絶望ばかりしていられない」「まだ何かができる」という感覚が、未来への期待を膨らませるきっかけになるでしょう。例えば、「あの夢をもう一度」といった再挑戦や、立ち直るための第一歩を踏み出すタイミングでもあります。
来年に魚座へ移動するノード(ドラゴンヘッド)は牡羊座の初期度数にあり、MCと海王星がコンジャンクションを形成しています。これにより、新たな夢や希望が社会全体に共有される可能性もあります。
12月16日前後の注意事項
満月の翌日、12月16日には水星の逆行が終了します。この期間、留の状態にある水星が、交通や配送、インフラ、コミュニケーション、情報に混乱をもたらす可能性があります。特に移動や通信関連では、トラブルが起こりやすいため、スケジュールには余裕を持ってください。
12月21日 太陽山羊座へ 「冬至」
日時:2024年12月21日18:21
12月21日、太陽が山羊座へ移動し、「冬至」を迎えます。この日は秋分以降続いてきたテーマが変化し、新しい社会の課題や方向性に焦点が移るタイミングです。夏至図が示していた流れから冬至図に切り替わり、社会全体の切り替えを象徴する重要な日となります。
太陽山羊座期間に意識したいこと
山羊座は責任感、構造、長期的な計画を象徴します。この時期、社会や個人のテーマは「実現可能な目標設定」や「持続可能な基盤作り」に向けられるでしょう。また、山羊座は現実的な視点を重視するため、物事を冷静に判断し、目標に向けて計画を練り直す絶好のタイミングでもあります。
12月23日「天秤座 下弦の月」→ 新月に向けて見直し・調整を行う 減らすタイミング
日時:2024年12月23日7:18
度数:太陽:山羊座1度 月:天秤座1度
12月23日、太陽が山羊座に移動してから2日後に、月が天秤座で下弦の月を迎えます。このタイミングでは、新月に向けた準備が進みます。現状の取り組みを見直し、不必要なものを手放す「減らす」作業が求められる日です。
太陽-月スクエア:仕事とプライベートの見直し
この下弦の月では、太陽と月がスクエアを形成しています。このアスペクトは「仕事」と「プライベート」のバランスを見直す必要性を強調します。新しい月のサイクルに向けて、心と体を軽くし、クリアな状態で迎えられるよう準備を進めましょう。例えば、不要なタスクや物事を減らすことで、より効率的に新たな目標に集中できるはずです。
Asc山羊座-太陽コンジャンクション
この配置では、山羊座のAscに太陽が重なり、山羊座の特性が強調されます。太陽のサビアンシンボル「山羊座2度 三つのステンドグラスの窓、一つは爆撃で損傷している」は、以下のようなメッセージを示しています:
- 理想を実現するために心のバランスが崩れないように注意する
- 権威をかざし過ぎない
支配欲が強すぎると社会から強い反対に合うということを示しています。
3という数字は生産性を表しており、教会は心の中にある理想的な社会を表しています。
世間の反応を受けて本来の姿を探し出そうとします。この度数はトランジットだとテロ事件や戦争の被害などにも関係するとされています。
火星逆行と冥王星オポジション
12月7日に火星(獅子座)が逆行を開始し、この期間中、冥王星(水瓶座)とのオポジションがタイトになっていきます。この配置は、社会的な争いや破壊的な行動を引き起こす危険を含んでいます。個人としても、自己制御や冷静な判断が必要な時期です。特に社会情勢の変化には注意を払い、間違った方向へ進まないよう意識しましょう。
12月31日「山羊座新月」→ これまでの1ヶ月が終わり、新たな1ヶ月がスタートする 種まき
日時:2024年12月31日7:27
度数:山羊座9度
今月2度目の新月です。今年の大晦日は特別な新月が訪れます。社会のカレンダーが終わりを告げるこの日、月のサイクルは新たな始まりを迎えます。今年の総仕上げとして、大掃除や片付けを新月前に済ませることで、月のリズムと連動しながら心地よく新年を迎える準備が整うかもしれません。
新月は「これまでの1ヶ月を締めくくり、新しい種を蒔く」時期です。12月31日は、ただ新しい年への期待を抱くだけでなく、自分自身の内面を見つめ直し、新たな挑戦の計画を立てる絶好のタイミングとなるでしょう。
新月の象徴と12ハウスの影響
この新月は12ハウスで起こり、潜在意識や隔離された場所、秘密、インターネットやメディアといったテーマを象徴します。また、社会面では陰謀や密約、裏社会といった影響を浮き彫りにする可能性があります。
この新月はAscに近い場所で起こるため、私たちの「自己」に直接的な影響を与えます。また、2ハウスに位置する土星とセクスタイルのアスペクトを形成しており、国民の所得や財政、税制といったテーマに変化や動きが現れるかもしれません。
冥王星と風の時代がもたらす新たな価値観
この新月は、冥王星が水瓶座へ移行した影響を強く受けています。地の時代に形成された価値観を手放し、風の時代にふさわしい新たな価値観を構築することが求められます。新月のタイミングで蒔いた種は、これまでとは異なる形で完成を迎える可能性があります。
2024年12月後半のトランジットのアスペクトで気になる組み合わせといえば・・・火星-冥王星オポジションではないでしょうか。
火星-冥王星 180度の影響と注意点
火星と冥王星がオポジション(180度)を形成するこのアスペクトは、強烈なエネルギーと挑戦的な雰囲気を生み出します。この配置には以下のような特徴があります:
- 挑戦的・攻撃的な性質:強い支配欲が芽生え、自分の目標やターゲットに徹底的にのめり込む傾向があります。
- 異性関係での注意点:支配欲が強まり、執着がエスカレートするとストーカー的な行動に発展する可能性もあります。
- 破壊的な衝動:これをどう解消するかが鍵となります。このエネルギーを建設的に使うことが求められます。
ホットでハードなアスペクト
このアスペクトは非常に激しいエネルギーを伴うため、仕事面ではハードワークとして表れることもありますが、衝動的な行動や暴力的な傾向が問題となる可能性も否定できません。
過去の例では、このアスペクトが形成された時期に刃物を使用した事件が発生したこともあり、個人の火星の使い方に特に注意が必要です。衝動的に行動する傾向がある人は、この期間中は冷静さを意識し、自分の感情をコントロールするよう努めることが大切です。
取り扱い注意の期間
カッとなると頭で考えるよりも先に手が動いてしまう傾向がある場合、特に注意が必要です。このアスペクトがタイトにオポジションとなるのは2025年1月3日です。この年末年始は、火星が位置する獅子座2度のハウスと冥王星が位置する水瓶座1度のハウスに関連する事柄に大きなエネルギーが注がれるでしょう。
このエネルギーを有効活用するためには、衝動的な行動を避け、自分の情熱を健全な目標に向けることが重要です。
年末年始の注目すべきテーマ
新月がもたらすエネルギーは、火星が位置する獅子座2度のハウス、そして冥王星が位置する水瓶座1度のハウスに関係する事柄に集中します。これらのテーマに情熱や集中力を向けることで、新たな視点やアイデアを得られるかもしれません。
まとめ
12月31日の山羊座新月は、個人と社会の両面で大きな変化を促すタイミングです。これまでの価値観を手放し、新たな目標に向けた種を蒔くことで、2025年へのスムーズな移行を実現できるでしょう。火星と冥王星の影響も踏まえ、冷静かつ計画的に行動することが大切です。
水星逆行と木星-土星スクエアで気になる問題について
話題になっている「ヤマダデンキ」の積立預金「ヤマダNEOBANK 」(住信SBIネット銀行とのコラボサービス)について、当初発表した内容が中止になり、会員が混乱する騒ぎに。HPにはリリースキャンペーンで積立預金5%→10%の還元が発表されていましたが、その後ページが削除されました。
このサービスが発表されたのが水星逆行開始直ぐの11月27日で水星は留の状態で動きは止まっていました。SNSでは破格のポイント還元率ということで大いに盛り上がり、勢いで申し込みを決めた人も多いようです。そこから29日にはサイト自体が403エラーで閲覧出来ない状態に。
水星逆行(留)に開始したサービスは水星の動きと連動するかのように見直しを迫られています。12月はこれから木星と土星スクエアがタイトになっていきますのでお金に関することで制限、抑制、見直しが行われる配置になっていきます。
その後、ヤマダ側より今回のキャンペーンの中止の発表がありました。口座開設者には3000Pを付与するとのことです。当初のキャンペーン内容と全く異なる案内に戸惑う人も多い印象です。 会社の信用にも関わるため、今回のキャンペーンによる責任が問われるところです。