2024年9月22日21:44 秋分
春分は太陽が牡羊座に入る日
夏至は太陽が蟹座に入る日
秋分は太陽が天秤座に入る日
冬至は太陽が山羊座に入る日
それぞれ太陽が活動宮サインに移る瞬間のチャートです。
一年のテーマを確認するのに一番重要なのは始まりの図である春分です。
秋分は春分からスタートした一年の折り返し地点。
春に蒔いた種が実となり収穫する時期です。
秋分は陰と陽のエネルギーが0になります。
天秤座が象徴するものは偏りのない調和的なバランスを保つこと。
秋分以降、他者との関わり、対人関係が活発になるでしょう。
秋分図は太陽が天秤座に入る瞬間のチャートを作成しますので太陽の度数はいつも同じ天秤座0度です。
去年と今年の違いを確認するにはそれ以外の部分を見ていきます。
太陽のアスペクト、ハウス
月のアスペクト、ハウス
それ以外の天体のサイン、アスペクト、ハウス
↑この部分が毎年異なってくるわけです
全世界共通する部分と日本だけに起こることを分けて読むことが出来ます。
全世界に共通する部分はアスペクトです。
天体同士が形成する角度です。
日本だけに起こることというのはハウスです。
どの天体がどのハウスに入るのかというのは作成する地域によって異なります。
同じ秋分図でも国によって異なるのはハウスの部分になります。
2024年の秋分図は日本においてどのようなチャートになっているのでしょうか。
双子座パワー炸裂
Asc双子座 ここに木星が重なっています。
サビアンシンボルがAscが双子座22度「バーンダンス」A barn dance.
▷忙しさの合間をみつける
▷自分のやるべきことを整理し、精神とのバランスをはかる
やることに追われて忙しくハードな状態が続いているのなら大地のリズムを感じられる場所へ行き、心身ともにリラックスさせることが大切です。
2024年の秋分は忙しい中でも自分を癒してくれるものを求める度数でスタートします。
コンジャンクションする木星のサビアンシンボルが双子座21度になります。
「労働者のデモ」A labour demonstration.
仕事も遊びも個人の能力の限界まで取り組もうとする。
のんびりと過ごすよりも忙しなく動き回ることを求める。
スケジュールを詰め込みやすい度数です。
比較すると
21度→都会で忙しく働く
22度→ストレスの多い都市世界から抜け出そうと田舎へ行く
チャートルーラーの水星は乙女座にあり、この木星とスクエアを形成しています。
様々な出来事が起こり、情報が錯綜する。
求められることが増える。
仕事が忙しくなる人が多い、
複数の事業を同時にこなす人、複数の習い事を掛け持ちする人、切り替わりにおいてタスクが増えるなど。
対応を迫られるとすれば、中国で起きた日本人男児(正確には母親が中国人の日中ハーフの男の子)が反日思想に駆られた現地の男に刃物で襲われた事件です。
中国にも拠点を置く日本企業も一時帰国を支援する会社が出てきています。
冥王星が山羊座に戻り、火星が蟹座にある間は注意した方がよさそうです。
民族意識が高まる配置です。
東京のチャートでは1ハウスに入っておりますので国民の怒りも向きやすいです。
世の中の動向を占うマンディーン占星術では太陽は王を表します
太陽:政権 国のリーダー 首相
政府を表す太陽は4ハウスの終わり〜5ハウスにあります。
4ハウス:家 家族 地元 拠点 ベースを作る不動産 自然災害 国土 農業 天候 野党
5ハウス:創造性 遊び 趣味 子供 自分の中から生み出すもの 創作活動 買い物 恋愛 楽しみ ギャンブル
アウト・オブ・サインで天王星、冥王星とトライン、海王星とオポジションのカイトを形成しています。
そばにあるのはドラゴンテイルでそれぞれの国との関わりにおいて解消すべき過去が掘り下げられるなど
ダークな事件を思い出させられることがあるかもしれません。
今、生きている人でその事件をリアルに知っている人はいない過去の出来事も含まれます。
日中、日韓関係においてそのような出来事が多々あるかもしれません。
18日の月食は約半年間続き、その月食のタイミングで起きた今回の事件は秋分のテーマにも大きく関わってくることになりそうです。
月は大衆 私たち国民を表します
2024年の秋分のチャートの月は双子座にあります。
こちらは初期度数になり、サビアンシンボル双子座2度になります。
「こっそり靴下にプレゼントをつめるサンタクロース」Santa Claus filling stockings furtively.
日常生活において目に入ってくる情報よりも、内面から得るインスピレーションを大切にするという度数です。
想像力を働かせる。
12ハウス
潜在意識 インターネットやメディア 病院 秘密 隔離された場所
社会面では・・テロ活動、陰謀、裏社会、密約、暗殺
アスペクトは太陽とトラインです。
政府と国民が調和的な関係を結び、火星は蟹座にある・・ということなので
自国を守ろうとする意識が各国で強まるのではないでしょうか。
社会に不満があってもそれを政権へ向けるのではなく他国民に向けるなど。
金星は天秤座にあり、8ハウスにある冥王星とスクエアを形成しています。
恋愛、結婚、お金、交友関係において印象的なニュースが増えるかもしれません。
冥王星山羊座時代は婚活市場が潤って、マッチングアプリなども一般化しましたが
最後の最後で金星とスクエアというのは何か水瓶座時代へ向かう選択肢が出されるのかもしれません。
「古い価値観を手放す」というのが現在のテーマになっているので婚活市場も様子が変わってくるかもしれません。
変化する時代に柔軟に対応していく。
冬至のチャートでは冥王星は水瓶座へ移っていますから、これまでの時代の空気感を感じる最後の期間でもあるかもしれません。