2021年9月23日4:21 秋分
春分は太陽が牡羊座に入る日
夏至は太陽が蟹座に入る日
秋分は太陽が天秤座に入る日
冬至は太陽が山羊座に入る日
それぞれ太陽が活動宮サインに移る瞬間のチャートです
一年のテーマを確認するのに一番重要なのは始まりの図である春分です
秋分は春分からスタートした一年の折り返し地点
春に蒔いた種が実となり収穫する時期です
秋分は陰と陽のエネルギーが0になります
天秤座が象徴するものは偏りのない調和的なバランスを保つこと
活動宮サインですので23日からは他者との関わり、対人関係が活発になるでしょう
秋分図は太陽が天秤座に入る瞬間のチャートを作成しますので
太陽の度数はいつも同じ天秤座0度です
去年と今年の違いを確認するにはそれ以外の部分を見ていきます
太陽のアスペクト、ハウス
月のアスペクト、ハウス
それ以外の天体のサイン、アスペクト、ハウス
↑この部分が毎年異なってくるわけです
全世界共通する部分と日本だけに起こることを分けて読むことが出来ます
全世界に共通する部分はアスペクトです 天体同士が形成する角度です
日本だけに起こることというのはハウスです
どの天体がどのハウスに入るのかというのは作成する地域によって異なります
同じ秋分図でも国によって異なるのはハウスの部分になります
では2021年の秋分図の日本はどのようなチャートになっているのでしょうか
世の中の動向を占うマンディーン占星術では太陽は王を表します
現代でいうとそれは 政権 国のリーダー 首相 になります
日本はこの太陽が1ハウスにあります
新たな政権、政策への取り組みが開始される
太陽と火星のコンジャンクション
火星は争い、競い合い、意欲、行動力、
欲しいものを勝ち取るための情熱などを表します
負けられない戦い・闘争・対立・争乱・奪い合い
日本では自民党総裁選挙→衆議院議員選挙がありますので太陽-火星コンジャンクションが象徴するような負けられない戦いを繰り広げていきそうです
日本は太陽-火星のコンジャンクションの象徴のひとつが選挙の争いとして表れていますが、世界では軍が動くほどの争いが勃発する国や地域が出てくる可能性もあります
地位や権力など獲得したいと思うものを巡って激しいバトルが繰り広げられることが予測されます
火星=興奮作用
挑戦的・防衛力・勝ち抜くパワーを発揮する
世の中の動きが活発になるというのが今回の秋分図の特徴です
冷静さに欠ける部分もあるかもしれません
対して国民を表すのは月です
2021年の秋分図では月は牡羊座21度の場所にあります
サビアンシンボル
牡羊座22度「欲望の庭へ続く門」
受け身の姿勢で欲しいものを獲得しようとするシンボルになります
▷受容的な姿勢で望みを叶える
月がある8ハウスも貰うというハウスになります
2ハウスにある水星とオポジション、5ハウスにある冥王星とスクエアを形成して活動宮サインのTスクエアを形成しています
国民の所得-子供、芸能、娯楽、出産-国債、借金、死
などを表すハウスで起こりますので
このハウスに関係する事柄が強調される出来事が起こる可能性があります
「子供に関する政策が強調される」
自民党総裁選の候補者全員が子供に関する予算を倍増させる考えに賛成の立場を示しました
子育て世代の給付金の支給について検討されるなど
2ハウス-8ハウスラインに関係すること+5ハウスで子供に関することが強調されます
土星も5ハウスに在室していますので「子供」に関する政策を行うことは重要視されそうです
ハウス関係なしに月-水星-冥王星のTスクエアを考えると、偏った思考や情報で社会の分断が進みそうな傾向があります
3ハウスにある金星と9ハウスにある天王星がオポジション
オンライン授業と登校の選択が出来るようになるなど教育の現場にも変化が出てきそうです
人間関係の変化、所有しているものを手放す など
今、読んでいるチャートが有効なのは2021年9月23日4:21から
2021年12月22日0:59の冬至までとなります
具体的に物事が前へ進み始めるのは10月中旬以降です
10月は7日に冥王星が順行、11日に土星が順行、18日に木星が順行、19日に水星が順行となりますので進まなかった案件や活動が動き出すときです
それと同時に動き出していく中で見えてくる課題や問題点が表面化することもあります