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2025年9月23日3:19 -秋分-
太陽が真東から昇り、真西に沈む日。昼と夜の長さがほぼ同じになる、陰と陽のバランスがゼロになる日です。
秋分は春分からスタートした一年の折り返し地点であり、春に蒔いた種の収穫期でもあります。
天秤座が象徴するのは「偏りのない調和的なバランス」。秋分以降は、他者との関わりや対人関係が活発になり、協力や調整がテーマとなります。
2025年秋分の特徴
1. 新月・部分日食の影響
• 前日、乙女座で新月・部分日食が発生
• 古いものを刷新し、新たな始まりを促すパワフルな日食
• 秋分図も新月と似たアスペクトを形成
• 太陽・月・水星が天秤座に揃い、他者の価値観を受け入れる姿勢が強まる
意識したいポイント
• 自分と異なる意見に耳を傾ける
• 多くの意見を集め、最適な答えを導く
2. 太陽・月・水星が2ハウスに集合
• 個人の才能や能力を使ったビジネス・収入に関するテーマの強調
• 所得、税制、国民への給付金など、お金に関する議論が活発化
月のサビアン(天秤座11度「眼鏡越しに覗き込む教授」)
相手に応じて伝え方を変え、分かりやすく教える
税や支出の仕組みを理解する姿勢が大切
3. グランドトラインとカイト
• 太陽-天王星-冥王星:風のグランドトライン
地の時代から風の時代への変化
時間や場所に縛られない働き方、働き方改革の動き
• 太陽-海王星オポジション(カイト)
8ハウスの海王星が頂点
給付金・年金・生活保護などの基盤の変化
税・お金に関する議論が増える
4. 日本特有の要素
• Ascに金星(乙女座)コンジャンクション
サビアン「保護をもたらす二人の天使」
危機感のある状況でも救いが差し伸べられる
秋分~冬至は安全な選択を優先する傾向
若い女性の活躍や、給付金・支援金の話題が増える可能性
• 金星-天王星スクエア
突発的な恋愛・結婚・離婚・出産・投資など
芸能人の電撃的ニュースもあり得る
5. 火星蠍座へ 冥王星とのスクエア
• 前日に蠍座0度に移動
• サビアン「観光バス」:集団での体験・共通の時間に情熱
• 火星-冥王星スクエア / 火星-天王星-海王星YOD
• 自分の限界を超えた挑戦やハードワーク
• デジタル化・新技術導入など特定分野での活動が求められる
• 刃物や攻撃性に関する注意
蠍座が火星の0度 火星-冥王星スクエア 火星-天王星-海王星のYOD
火星はもうひとつのホームである蠍座に前日にサイン移動したばかりです。
蠍座の1度のサビアンシンボルは「観光バス」です。
皆で同じ体験をし、同じ時間を共有することに情熱が向かうときです。
「密度の濃い対人関係を築いていく」
集団で共通の体験をすることがきっかけでその人たちと何かをしようという意志に目覚める
「他者と密接な関係になりやすい」
密接に関わる人たちの影響を受けて人生が変化していく
火星は冥王星とスクエアを形成しています。
• 自分の限界を超えた挑戦に挑む
• ハードワーク
• 攻撃力が高まる DV、暴力
火星は刃物に関係しますので刃物を使った事件にも注意が必要です。
他には天王星、海王星とそれぞれ150度のアスペクトを形成しておりYODという複合アスペクトが形成されています。
火星は天王星と海王星の表す事柄で活動することを求められるような配置です。
保険証のマイナンバー化を求められるようなイメージでデジタルに移行するように求められるものが出てくるかもしれません。
新たな技術が特定の活動の為だけに働きます。
秋分~冬至に大切にしたいこと
• 相手の立場や視点に合わせて物事を考える
• 他者との比較や嫉妬心を手放す
• 自分自身の役割や責任を理解して行動する
相手に合わせて「その人の視点で物事を考えよう」
どんな立場でどんな環境に置かれているのか、一人一人違うその人のスタイルに合わせて考えていきます。
「なんであの人ばかり・・」という嫉妬心が芽生えることもなくなりますし、「私なんて・・」という比較で落ち込むことの無意味さに気付くのではないでしょうか。
星読み手帖ではNo.61ページにて秋分図の解説をしております。