アスペクト
アスペクトとは天体同士が作る相対的な角度のことです
例えば 素の自分や私生活を表す月と
ゆったりとリラックスした楽天的な木星が
アスペクトをとっていたら
月は木星の性質を取り込みますので自分の特徴としてあらわれてきます
メジャーアスペクトとマイナーアスペクトの違い
メジャーアスペクト:表面化しやすい
マイナーアスペクト:内面の特徴として自分だけが感じていたりする
マイナーアスペクトを知ることはハーモニックの勉強になる
ハーモニックを学ぶとマイナーアスペクトの重要性がわかる
オーブ
正確な角度でなくても形成されているとみなされる許容度のこと
0度・90度・120度・180度
太陽、月が関連するアスペクト→7-8度
それ以外→5-6度
セクスタイル:太陽・月が関連するアスペクト→6度 それ以外→4度
メジャーアスペクト 第一種座相
0度・180度・90度・120度・60度
0度:コンジャンクション 天体同士が重なっている状態 合
▷同化している自分では無自覚である
▷アスペクトの中でもコンジャンクションが一番強力
アウトオブサインの天体は別として0度は同じサインに入った天体なのでコンジャンクションしているサインへ向かう意識が強まる
月のサイクル:太陽と月の合は新月
180度:オポジション 天体同士が向かい合っている状態 衝
▷公転周期の速い天体が遅い天体へ飛び込んでいく 影響を受ける
月
水星
金星
太陽
火星
木星
土星
天王星
海王星
冥王星
例:月-冥王星 オポジションならば月が冥王星に飛び込んで行き、影響を受ける 極限の体験をする
▷対抗にあるサインは自分にないものを持っているため補うことが出来る
▷表現者はオポジションのアスペクトがあると外に向けて積極的に打ち出そうとしていく
例:獅子座と水瓶座
獅子座のクリエイターの場合、水瓶座の客観性、冷静さ、個人の枠を飛び越えた未来的な価値観を取り入れていくことで自分一人だけで盛り上がっていた表現活動がインターネットなどを通じてグルーバルに届けられる
どんな人でも自分の向かいにあるサインの要素を取り入れていくことで活動の枠が広まるのでは?と思います
月のサイクル:太陽と月のオポジションは満月
90度:スクエア 葛藤
▷切り替わり 一方の天体が働いてるときはもう一方の天体は意識されない
路線変更・変化・現象面としてわかりやすいのはスクエア
▷エレメントが違うのに三区分が同じ=価値観は違うのに行動が一緒
▷行動が同じだから出会ってしまう けれども価値観が違うから揉める
▷出生図でも相性でもぶつかり合う事が変化や成長に繋がる
▷トラインだけだと変化は生まれない
スクエア関係にある人ばかりを求めているときは「変わりたい」証拠なのでは?と思います
月のサイクル:太陽と月がスクエア 上弦の月・下弦の月
120度:トライン 同じエレメント同士で繋がる調和的な関係
▷エレメントが同じ=価値観が同じ
否定的な意見や反対意見が出ず、スムーズに事が進む
▷同じテンションで盛り上がれる 気があう ノリが一緒 安心出来る
▷疲れているときはトライン関係の友人に会ったりすると癒される
▷自然に調和 自動運転で繋がる
アスペクトの角度が表す意味は円を分割する数字の意味と関連が深いです
幾何図形の意味がアスペクトの中に隠れています
12星座、12ハウス、アスペクト
それぞれ数字の意味と絡めて覚えると非常に理解しやすくなります
例えば、3分割なら120度(トライン)
3は生産原理やシンプルでリズミカルな運動性を表します
衝突や矛盾がないので天体同士の交流がスムーズにいきます
60度:セクスタイル 異なるエレメント同士で結びつく 協力関係
▷火と風 水と地
異なる価値観を持っているが、うまく協力し合いながら成果を上げていく事が出来る
▷自然に馴染むのではなく意識して結びつけていくことで生産性が高まる
マイナーアスペクトですがメジャーアスペクトと同等に扱われていたこともあります
150度:クインカンクス 修行・努力・訓練して身につける オーブ3度
▷価値観(エレメント)も行動パターン(三区分)も違うので中々出会わない簡単には理解しあえない異質な関係
▷何考えてるんだかわからない、そもそも無関心な相手
▷頑張って結びつけることで新たな仕事が生まれる
例:牡牛座の金星と射手座の海王星の150度
五感と占星術を訓練して一緒にしたメニューを作るなど
150度のアスペクトで事業アイディアを考える練習をするのも良いかもしれません
150度関係にあるサイン
牡羊座と乙女座
牡羊座と蠍座
牡牛座と天秤座
牡牛座と射手座
双子座と蠍座
双子座と山羊座
蟹座と射手座
蟹座と水瓶座
獅子座と山羊座
獅子座と魚座
乙女座と水瓶座
乙女座と牡羊座
天秤座と魚座
天秤座と牡牛座
蠍座と牡羊座
蠍座と双子座
射手座と牡牛座
射手座と蟹座
山羊座と双子座
山羊座と獅子座
水瓶座と蟹座
水瓶座と乙女座
魚座と獅子座
魚座と天秤座
ギャップがあって振り幅が大きいのが150度のアスペクトだと思います
この二つが混ざることによって新たなものが生み出されるのでこれからの
「個の時代」に必要な組み合わせなのではないでしょうか
ノーアスペクト:どの天体ともアスペクトのない状態
扱う占星術師にもよるかと思いますが、
メジャーアスペクトのない場合はノーアスペクトと言われます
▷強く主張するタイプor萎縮するタイプがあり、どちらの場合も出生図の中で目立つ存在となる
月:何にも縛られない自由な状態 寂しさ、否定的な感情にとらわれてしまう癖がある人はペットを飼ったりすることでもアスペクトは作られます
自分の月星座にトランジット木星が来た時に飼うなど
水星:鍛えることで情報や言葉を扱う能力が突出する事がある
金星:美的センス、感性、若さが目立つ人となる 芸能人、アーティスト、美容家など
ノーアスペクトの天体はホロスコープの中で浮いた存在であり、強調されて現れる場合がありますので重要視することが多いです
単純にノーアスペクト=アスペクトが弱い 、影響が弱いとはならず
ホロスコープの中で目立った存在となることも多くあります