
2022年9月23日10:04 秋分
春分は太陽が牡羊座に入る日
夏至は太陽が蟹座に入る日
秋分は太陽が天秤座に入る日
冬至は太陽が山羊座に入る日
それぞれ太陽が活動宮サインに移る瞬間のチャートです
一年のテーマを確認するのに一番重要なのは始まりの図である春分です
秋分は春分からスタートした一年の折り返し地点
春に蒔いた種が実となり収穫する時期です
秋分は陰と陽のエネルギーが0になります
天秤座が象徴するものは偏りのない調和的なバランスを保つこと
活動宮サインですので23日からは他者との関わり、対人関係が活発になるでしょう
秋分図は太陽が天秤座に入る瞬間のチャートを作成しますので
太陽の度数はいつも同じ天秤座0度です
去年と今年の違いを確認するにはそれ以外の部分を見ていきます
太陽のアスペクト、ハウス
月のアスペクト、ハウス
それ以外の天体のサイン、アスペクト、ハウス
↑この部分が毎年異なってくるわけです
全世界共通する部分と日本だけに起こることを分けて読むことが出来ます
全世界に共通する部分はアスペクトです 天体同士が形成する角度です
日本だけに起こることというのはハウスです
どの天体がどのハウスに入るのかというのは作成する地域によって異なります
同じ秋分図でも国によって異なるのはハウスの部分になります
では2022年の秋分図の日本はどのようなチャートになっているのでしょうか
世の中の動向を占うマンディーン占星術では太陽は王を表します
現代でいうとそれは 政権 国のリーダー 首相 になります
日本はこの太陽が10ハウスにあります
10ハウス
政府 与党 国家元首 権力者 大組織 リーダー 強い権限を持つ者
アスペクトは逆行中の水星とコンジャンクション
牡羊座にある木星とオポジション
山羊座の終わりにある冥王星とトラインを形成しています
2021年は争いや刃物を表す火星と
コンジャンクションという強烈な配置でしたが
2022年は社会で必要とされている声を拾い
新しい事柄を打ち出していくような発展性のある配置になっています
秋分から3か月間はどんどん新しいものを生み出していく
企画していくことが求められそうです
月は獅子座で9ハウスにあり、ノーアスペクトとなっています
9ハウス
高等教育 専門的なことを学ぶ、教える 成長
外国 哲学 思想 出版 法律 法廷 宗教 旅
自己表現、遊び、個人の楽しみなどを求める獅子座の月
ノーアスペクトで9ハウスにあるということから外の世界を知ろうと
飛び出していく人 現在の環境を変える人 知識を深めようと専門的な事柄を学ぶ人が増えるかもしれません
自由を求める人が増えそうです
Ascに対して月はスクエアなので窮屈な場所から抜け出そうとする人
執着から解き放たれることを求める人などが増えるかもしれません
ひとつ注意したいのは2021年の秋分図には形成されていなかった
土星-天王星スクエアのアスペクトがタイトになっていることです
土星-天王星スクエアは2020年から形成され始めたアスペクトです
景気後退 倒産 経済の基盤に変革のメスが入る
世界的な不況 経済破綻
反社会運動 市民によるデモ
異常気象 食料不足
天候が安定せず変動する
悪天候、災害によってライフラインに影響が発生する
など私たちの生活の基盤にメスが入るような
アスペクトですので防災対策をしっかりと行うことが求められます
土星-天王星スクエアは2022年の10月がピークで来年は土星は魚座に入るため形成されません
突発的な出来事にも対応出来るように対策を見直しておくことをおすすめします
今、読んでいるチャートが有効なのは
2022年9月23日10:04から
2022年12月22日6:48の冬至までとなります
秋分〜冬至までの天体の逆行・順行
水星→逆行中 10月2日に順行へ
火星→10月30日に逆行へ
木星→逆行中 11月24日に順行へ
土星→逆行中 10月23日に順行へ
天王星→逆行中
海王星→逆行中 12月4日に順行へ
冥王星→逆行中 10月9日に順行へ
昨年は逆行している天体が一斉に10月中旬頃に順行に転じたため
10月中旬からの世の中が一気に動き出していきましたが
今年は逆行・順行に転じるタイミングがバラバラなので振り返りや見直しを行いながら新しい事にも挑戦していく期間となりそうです
9月23日 太陽 天秤座へ 水星乙女座へ
9月26日 天秤座の新月
ここから新たなフェーズへ突入していきます
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以前、東京で開催した講座を編集したものになります