
2022年6月21日18:14
夏至
陽極まって陰に転じる日
一年の中でいちばん昼が長い日
冬至から半年かけてぐんぐんと上がってきた陽のエネルギーがここで最大になり、また陰に向かっていきます
夏至は太陽が蟹座に移るときです
2022年の夏至図の特徴
2022年の夏至は下弦の月を迎えた数時間後に起こりますので太陽と月がスクエアを形成しています
太陽と月の方向性に違いが生じる
価値観、意見が異なる 葛藤が生じるということが特徴です
世の中の動向を占うマンディーン占星術では太陽は王を表します
太陽:政権 国のリーダー 首相
月は大衆 私たち国民を表します
太陽:政府 月:国民
今年の夏至図には太陽と月の求めるものの違いがはっきりとチャートに記されています
政府と国民の間で対立が生じる
アスペクトは世界共通のものなので日本のみならず世界各国で衝突が起こるかもしれません
春分図ほどタイトではありませんが、夏至図でもAsc-海王星スクエアが形成されているので台風や水に関する災害に注意が必要です
様々な情報が行き交い混乱が生じるという場合もあります
日本で作成したチャートですと太陽は7ハウスにあります
7ハウスの表す事柄
外交 外から入ってくる者 外部との関係 協力者 パートナー 同盟国
敵対している国、相手、ライバル関係にある国、組織、人物
春分図に比べると向き合う課題がグローバルになってきます
同盟国であるアメリカで大きな問題が発生した場合、日本にも影響が及ぶ可能性があります
国外で起こる問題に対して日本はどういった態度を取っていくのかによって今後3か月の未来が変わってくるような配置です
「外交」に注目していきたい夏至図です
月は太陽(政府)の方針とは異なる価値観を持っており、反発することも多いかもしれませんが2021年と比べると穏やかです
2021年の夏至図では国民を表す月は土星とスクエアを形成しており我慢の配置でした
2022年の夏至図では月は寛容、発展、幸福、成功を表す木星とコンジャンクション
新しいものへの関心が広がる
新たな流行が生まれる
「もういいだろう」、「大丈夫だろう」と楽観視する
リラックス 気が緩む 楽しもうとする姿勢が強まる
など世の中の雰囲気が少し変わりそうです
木星効果を実感する人もいると思います
月は3ハウスにあります
国内を移動する 国内旅行を楽しむ あちこちに移動する人が増えそうな配置です
月-水星、金星、冥王星 セクスタイル
新しいことを知ろうとする
仕事に役立つ知識を得る
講座やレッスンを受講する
資格の取得や勉強への意欲も高まりそうです
学びに向き合う人が増えそうな配置です
趣味、楽しみ、社交を表す金星は牡牛座にあり土星とスクエアを形成しています
お金、所有を表すハウスに制限、抑制を表す土星が入っており、お金に関係する金星とスクエアを形成しておりますのでこの辺は円安、物価上昇の影響を受けそうな配置になっています
節約 ミニマム思考 シェア 無駄を減らす
お金に関すること 物を購入する、所有するということに
対して水瓶座的な思考が強くなります
目に見える物を減らす 所有しないという方向に切り替える
ただ、2021年に形成されていた土星-天王星スクエアが2022年の夏至図では形成されていないこと、月のアスペクトが穏やかになっている点についてはポジティブに解釈出来ると思います
「政府の方針と国民の求めるものの違いが大きい」
「外交に左右される」
2022年の夏至〜秋分までの期間がどのようなものになるのかは
世界情勢に左右されそうです
夏至図の次にポイントとなるのは太陽が天秤座に入る秋分です
ここで収穫すること、完成させることを目指して芽をどんどん伸ばしていきたいですね
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