伝統占星術

エッセンシャルディグニティー(品位)

惑星には品位というものがあります

現代占星術ではあまり重視されませんが
占星術に詳しい人たちの会話で
「私の金星はフォールなの」「私はデトリメントの天体が多くて・・」
などという言葉を聞いたことのある方もいるかもしれません


ホロスコープの主役は惑星たちです

惑星には象徴がありますね

火星なら闘争心、挑戦、怒り、争い など

それぞれ個性があります

サインは国のようなイメージでそれぞれの国には特色があります


個性のある惑星が牡羊座という国に入ったら
その惑星が持つ本来の惑星らしさというものを発揮することが出来るのか?

それを惑星とサインの関係でみることが出来ます

品位の種類

本来の座(ドミサイル)

惑星らしさを発揮出来る 本来の自分の居場所

太陽→獅子座

月→蟹座

水星→双子座・乙女座

火星→牡羊座・蠍座

木星→射手座・魚座

土星→山羊座・水瓶座

天王星→水瓶座

海王星→魚座

冥王星→蠍座


高揚(イグザルテーション)

(決まった法則で並べられているわけではないです)

こちらはポジティブな意味合いで解釈されます

惑星が好待遇を受ける おもてなしされる

天体の持つ性質の良さを発揮することが出来ます

太陽→牡羊座

月→牡牛座

水星→乙女座

金星→魚座

火星→山羊座

木星→蟹座

土星→天秤座

ドラゴンヘッド→双子座

ドラゴンテイル→射手座

障害(デトリメント)

支配星の180度向かいにあるサインがデトリメントの位置になります

↓太陽の支配星は獅子座なので向かいにある水瓶座がデトリメントになります

惑星にとって居心地があまりよくない位置
萎縮する 衰弱する
その惑星らしさを十分に発揮することが難しくなる


太陽→水瓶座

月→山羊座

水星→射手座・魚座

金星→牡羊座・蠍座

火星→牡牛座・天秤座

木星→双子座・乙女座

土星→蟹座・獅子座


例えば月が山羊座にある方は月という感情を豊かに表現することが
難しくなり、生真面目さが出てくる
月蟹座のように素直に甘えたり感情のアップダウンを表現するようなことはしません
デトリメントが悪いのか?と言われれるとそうではなく
その天体らしさを強く発揮することが求められるような活動でなければ
デトリメントの位置でも問題ないと思います

火星牡羊座のAさん 火星天秤座のBさん
ビジネスで新しいことをどんどん開発して競い合うような仕事をしているならばAさんの火星の方が有利です
そういった環境ではなく家とパートの往復のような日々ならば
Aさんの火星の発散先がないので家で怒りとして表れる場合があります
実際にそのような人がいて家族に対して怒りのパワーが強い
牡羊座火星の女性がいました

自分の置かれてる環境によって受け止め方は変わります

デトリメントとフォール の違い

点数でいうとデトリメントがー5 フォールがー4 です
デトリメントの方が力が萎縮してしまうのでフォールよりも少しだけ
減点されます

下降(フォール)

イグザルテーションの向かい側にあるサイン

惑星の力を十分に発揮することが難しくなる

太陽→天秤座

月→蠍座

水星→魚座

金星→乙女座

火星→蟹座

木星→山羊座

土星→牡羊座


ドラゴンヘッド→射手座

ドラゴンテイル→双子座

惑星の品位をみて自分はデトリメントとフォールばかりと
落ち込む必要はありません

天体+サインに沿った活動を目指すこと
適材適所で自分の能力が発揮されやすい場所に行く

水星が魚座ならば細かい計算をしたり事務のお仕事を選択するのではなく
イメージを形にする活動を選ぶなど
天体+サインに合った仕事を現代を生きる私たちは選択することが出来ます

戦国時代を生きる武将なら火星は天秤座より牡羊座の方が好ましいです

ですが現代では火星天秤座が最大限に能力を発揮出来る活動があります



その天体らしさが発揮出来るか 出来ないか

ということなので

心理的な要素の強い現代占星術では良い・悪いで区別しない
ことも大切だと思います


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