
2020年7月21日 2:33 今年2度目の蟹座の新月
新月はこれまでの一ヶ月が終わりここからまた新たな一ヶ月が始まります
ここで蒔いた種は半年後の蟹座の満月で完成させていきます
月齢が0に戻り、新しく何かをスタートさせるタイミングです
新月は種まき
自分ではどうしようもないことは願い事として
努力次第で達成出来るものは宣言をする
どういった事柄に関して種を蒔くのかは新月の入るサインとハウス、アスペクトが関係します
新月:蟹座29度「双子座の体重を計るミューズ」
蟹座は自分が共感できる集団に所属し仲間を増やしていくサインですが
この終わりの度数になってくると目的が変わります
次のサインである獅子座を意識した蟹座になるので
集団に参加するのも良さそうだけど個人で自由に動きたい
気持ちは揺れ動きます
組織に所属して活動するor個人で活動する
どちらにもメリット・デメリットがあって知的活動を司るミューズは
対立したふたつの価値観を秤に掛けます
▷頭脳と直感を使い分け判断する
判断材料としてこれまでの経験と直感を使います
今回の新月はサビアンシンボルが29度という場所で起こりますが
この度数は現在の状況を整理し、価値観の比較を行う度数になります
そこで新たなスタートを切る 新月が起こります
東京で作成したチャートではAscが蟹座になりますのでこの新月の表すものの意味合いが重要になってきます
新月は2ハウスにあり山羊座の土星とオポジション
山羊座の土星もこの新月と同じ28度 サビアンだと29度の場所にいます
山羊座は集団社会を表しますがこの土星のある度数では集団に忠誠を誓うということはしません
もっと広い場所から現在の社会の状況を見渡しているようなイメージです
そこでもっとこんな風にしたら良い この計画で行ったらどうだろうかと様々なアドバイスを送ります
土星は8ハウスにありますので外部の人は知ることの出来ない場所にいる特定の人物や組織になります
国家、会社、個人で活動している人など現在置かれている立場を客観的に見て今後の方針をどうしたら良いのか、この先の計画をどうしたらいいのか と
意見を求めるような人物や組織に権限を委ねる
2ハウスは自分に備わった能力を活かして収入を得るハウスです
自分の活動方針を決めていくに当たって信頼出来る人物に相談する、力を借りる、弟子入りする などあるかもしれません
土星は解決すべき問題を表面化することがあります
そこに冥王星が重なることによってこの時期に起こる家系内の問題、お金に関すること、特定の組織や人物の間で起きる問題について徹底的に向き合っていくことが必要となるかもしれません
向き合っていくべきこと 解決すべき問題となって表面化するのが8ハウスに関係することです
8ハウスは
血縁関係にある人との深いつながり
死、遺産、継承
お金を借りる、貰う などを表すハウスでもあります
2020年1月2月3月に山羊座で土星と冥王星が重なっていた時期がありました そこまでタイトではありませんが土星が逆行し、山羊座に戻ったことで再び重なろうとしています
土星-冥王星は9月に最も近づきます
組織に属するのではなく離れて個人で活動していこうかと気持ちが揺れ動く新月
これからの天体の流れ的には組織に属していれば一生安泰という時代ではなくなってきます
自分で選択し、責任を持って生きることを求められる時代がやってきます
組織に属している人も人生の全てをそこに捧げるのではなく別で個人的な活動の出来る場所を持っておくのも良いと思います
この新月では属している集団から抜け出そうかと考える 価値観を比較する
頭で考えること と 直感で判断すること どちらも必要な度数になります
新月は土星と向き合い飛び込んでいきますのでこの時期に表面化する問題からは逃げ出さずに向き合っていくことが必要となります
これまでの一ヶ月が終わり新たな一ヶ月のスタートとなる新月では目標を立てることをおすすめします
自分の出生図のどの場所で起きる新月なのかということも確認してみると良いと思います